柔整師が高収入・好待遇の求人を探す3つの方法+よくある質問

この記事では

  • 柔道整復師が高収入・好待遇の求人を探すコツ
  • おすすめの求人サイト、就職・転職エージェント
  • 柔道整復師の求人についてよくある質問

についてご紹介します。

目次

柔道整復師が希望通りの求人を見つける3つのコツ(整骨院・接骨院、整形外科、介護施設、その他)

最近は柔道整復師も二極化が早まり、良い求人に巡り合える人と、巡り合えない人でキッパリ分かれています。

そんな中、柔道整復師が良い求人を探すには以下の3つの条件があると考えています。

  1. 治療家専用の求人サイトで探すこと
  2. 出来ればエージェントを間に挟むこと
  3. 就職先の業界全体のイメージを把握しておくこと

1.治療家専用の求人サイトで探す

この記事の途中でもご紹介していますが治療家の求人は一、般企業向けの求人サイトではほとんど見つけられません。

例えば、テレビCMでも見ない日は無い求人サイト「DODA」は全国で10件、「マイナビ」は2件、「リクナビ」は50件しか全国で柔道整復師の求人がありません。

 

一方で治療家専用の求人サイトの場合、多いところでは数千件の柔道整復師の求人を持っています(少ないところは10件以下のところもありますが…)。

ですので治療家が求人を探すのであれば、治療家専用の求人サイトで探すのは前提条件です。

2.出来ればエージェントを間に挟むこと

エージェントは、

  • 私たちと企業の間に入って色々と交渉してくれて
  • 面接対策や履歴書の添削などをしてくれて
  • しかも利用料金は全て無料

という、基本的に使って損はないサービスです。

 

ただこういった表面的なサービス以外にも、かなり魅力的なメリットがあります。

それは、ブラック企業を避けやすい事です。

エージェントは、ブラック企業をはじく特徴がある

まず私たちは事前にエージェントを通して、その企業について様々な事を聞くことが出来ます。

例えば週に何日休めるか、昇給はあるのか、給料はどれくらい貰えるのか、等。

 

そして実際に就職して条件が違った場合、私たちはエージェントに告げ口すると、エージェント側から会社に”お叱り”が行ったり、掲載中止等の処置がされるようになっています。

ですのでエージェントを間に挟んだ方が、柔道整復師業界でよくあるブラック企業を避けやすいというメリットがあります。

 

これがただの求人サイトの場合は、エージェントも情報の裏取りはしていませんし、仮にブラック企業に就職してしまっても誰も助けてくれませんから。

エージェントに登録している会社は、資金に余裕があるところが多い

求人サイトもエージェントも私たちが無料で使えるのは、求人を出している会社がエージェントにお金を支払っているからです。

そして一般的に、ただの求人サイトに求人を掲載するよりも、エージェントにお願いするほうが”仲介料”がかかるため、求人サイトは資金力のない個人院、エージェントは資金力のある大手グループ院が多い傾向にあります。

 

一般的には大手グループ院の方が

  • 給与は高くボーナスや昇給システムがあり
  • 有給も福利厚生もしっかりしており
  • 週休も2日取れ
  • 雇われ院長やエリアマネージャーなどの道もあり
  • 実費治療を積極的に取り入れているため将来性もある

ので、いわゆる”好待遇”の柔道整復師の求人を探すのであれば、エージェントを使うほうが良いです。

3.就職先の業界全体のイメージを把握しておくこと

これは柔道整復師の就職先として、整骨院業界、整形外科業界、福祉施設業界それぞれの大まかなイメージの差を予め知っておくことです。

例えば

  • 何が何でも残業したくない⇒福祉施設は整骨院と違い、完全に定時で帰れること
  • 給料が高く昇給のある柔道整復師の求人を見つけたい⇒整形外科であれば基本的に年齢と共に給料が上がりボーナスも貰え基本給も高い事
  • 楽な仕事がしたい⇒求められる技術レベルの低い福祉施設が向いていること

などです。

 

いくら個人の整骨院で「ボーナスが欲しい!」「年齢と共に昇給!」「年収500万円以上!」と思って求人を探しても、見つけるのはほとんど不可能です。

それが整形外科であれば50代くらいで年収500万円にとどく求人は結構ありますし、グループ整骨院もボーナスあり+独自の昇給システムで年齢と共に給料が上がるところも多いです。

雇われ院長の求人は最低保証で年収500万円+歩合、エリアマネージャーになるともっともらえます。

 

この辺りに関しては、エージェントにそのまま相談すればいいです。

初めから整骨院というのではなく、「柔道整復師の資格を活かせて○○なところが良いです」と言えば、より広い範囲で求人を提案してくれます。

もちろん治療家専用のエージェントなので、掲載されている求人はほとんどが自分の対象内なので、自分で検索してもかまいません。

柔道整復師におすすめの求人サイト(エージェント)はここ!

キュアワークスおすすめのエージェントについては、以下の記事でご紹介しています。

求人は数千件ありますし、エージェントとしてのサービスも手厚いので、迷っている方はここを利用しておけば、絶対に後悔しない超定番の治療家専用のエージェントです。

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それではここからは、柔道整復師の求人についてのよくある質問にお答えします。

勤務先のほとんどが整骨院だと思うのですが、病院とかで働けるのですか?

はい、もちろん働けますよ。

柔道整復師の就職先一覧は以下の記事で紹介していますが、

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確かに整骨院の求人は多いものの、治療家の求人を数千件揃えているような求人サイトでは、病院や福祉施設はもちろん様々な求人があります。

治療家の求人サイトはサイトによって100倍くらい求人数が違うので、とにかく求人数が多いサイトで探されると良いと思います。

ハローワークで柔道整復師の求人をあまり見かけないのはどうしてですか?

ハローワークに限らず、柔道整復師の求人は一般企業が集まっている求人サイトにはあまり出てきません。

例えばみなさんご存じの求人サイトDODAは全国で10件、マイナビは2件、リクナビで50件と、一般企業は数万件の求人を抱えている求人サイトでも、柔道整復師はこの有様です。

一方で治療家の求人サイトだと数千件の柔整師求人があるので、柔道整復師は一般企業向けのハローワークではなく、専用のサイトを使うと良いと思います。

年齢不問の求人って、本当に年齢不問なの?

はい、本当に年齢不問です。

確かに会社勤めをしていれば定年になると退職するのが一般的ですが、柔道整復師の場合は資格を持っていれば可能な限り働く事ができます。

特に整骨院では年齢不問の求人が多い傾向にあります。

 

整骨院の場合様々の年代の方が通院される為、若いスタッフには施術されたくない、年齢を重ねていて経験豊富なスタッフに施術されたいなどの要望を持つクライアントもいます。

整骨院の場合様々な年代のスタッフを抱えておく事により、クライアントの様々なニーズに応えることのできるメリットがあります。

 

逆に医療機関は定年制度を設けている場所があるので、できるだけ長く働いてほしい事もあり、年齢不問と記載していても採用に至らないケースがあります。

30代、40代でも柔道整復師の求人はある?

良い時期に求人を探されていますね(笑)

40代は上でご紹介したような病院や整形外科に未経験で就職できるギリギリの年齢だと思ってください。

その他の整骨院や介護施設であれば40代以降でも資格さえ持っていれば業界未経験で就職できますよ。

学生時代に接骨院でバイトをしてなくても就職できますか?

はい、そもそも学生時代に整骨院でアルバイトをしてきた人ばかりではありません。

それに臨床経験が無いことを悩まれているのではないかと思いますが、そもそも学生の無資格者は整骨院で施術は出来ず、できるのは雑用くらいなので、正直アルバイト経験者との差もほとんどありません。

雑用に関しては確かにアルバイト経験者との間にアドバンテージがありますが、学生時代に勉強に集中していたというのも評価されるポイントです。

 

ですので、アルバイト経験がない学生さんも臆せず求人に応募してみてください。

特に、即戦力というよりは人を育てて幹部にしたいと考えている大手グループ院をお勧めします。

(個人院は若手を育てる余裕がないので、求人でも落とされやすいかもしれません)

柔道整復師の求人が多い時期・少ない時期はある?

基本的に柔道整復師の求人は1年を通して十分にありますので、もし求人が少ないと感じているのであれば、それは単純に求人サイトが原因だと思います(サイトによって100倍くらい差があったりもするので)

ただ特に多いのは3月の国家試験前後で、中途採用の場合は秋シーズンに多くなる傾向にあります。

柔道整復師の求人で派遣・契約社員募集はある?

全体的に数は少なくなってしまいますが、派遣や契約社員の求人も、就職先を問わず確かにありますよ。

柔道整復師の求人で短期募集の求人はある?

柔道整復師の仕事で短期の求人としてあるところは、デイサービス等の介護福祉施設や整骨院があります。

短期といっても仕事内容は正社員と変わらない内容で、月給制ではなく時給制を取っているところが多くあります。

柔道整復師の求人で「日雇い」ってある?

柔道整復師の日雇いの求人はごく稀にあります。

整形外科などの病院や整骨院では殆どなく、老人ホームやデイサービスです。

業務内容は入浴介助、入浴できない人に動作訓練を行い自宅での入浴が可能なレベルまで ADLを向上させるようにリハビリを行います。

また、ホームエクササイズの策定をして運動指導を行う事もあります。

求人募集の電話は、どうかければいい?

今はサイトの応募フォームを利用することが多いですが、人によっては雑誌の求人に応募する方もいるでしょう。

もし電話で求人に応募する場合、まず電話をかける時間は整骨院が比較的忙しくない午後12時から3時までの間、もしくは20時以降に電話をかけると良いです。

手が空いてそうな時間は、求人情報に休憩時間が載っています。

 

そして電話をかける際は

  • 自分の名前
  • 居住地
  • 出身養成学校名
  • 柔道整復師免許取得年月日
  • どこで求人情報を見たか
  • 院のどのようなところを気に入ったのか(簡潔に)
  • 面接を希望すること

を伝えましょう。

 

電話で志望動機などをあまり多く語られても先方が困ってしまうので、その辺のアピールは面接や履歴書の中ですればよいです。

整骨院は求人を募集している場合、電話でよっぽど失礼な態度をとらない限り、とりあえず会ってはくれますから。

電話で落とされることは基本的にないので、気軽に電話をかけてください。

 

外傷を扱っている頻度や、自費施術では何を行っているかなど、何か聞きたいことがあれば電話で聞いても構いません。

ただし、とにかく整骨院の現場忙しいので、何事においても簡潔に済ませて相手方に時間を取らせないようにしましょう。

病院や整形外科、介護福祉施設の場合は必ずと言って良いほど事務員がいるので、担当の方に簡潔に上記の内容を電話にてやりとりすると良いかと思います。

求人の「管理柔道整復師」と「勤務柔道整復師」の違いって?

管理柔道整復師と勤務柔道整復師の違いについてご紹介します。

 

まず勤務柔道整復師とは、簡単に言うと施術所における一般職員です。

例としてその施術所3人柔道整復師が勤務している場合、1人が管理柔道整復師(院長、責任者)あとの2人が勤務柔道整復師となります。

勤務柔道整復師は特に研修を受講する必要もなく柔道整復師の資格を保有していれば何も問題ありませんが、保険所と厚生局への届け出が必要になります。

 

一方の管理柔道整復師とは、柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任を取り扱う施術管理者を指します。

管理柔道整復師を目指すには、施術管理者研修を受講しなければなりません。

施術管理者研修は公益財団法人柔道整復研修試験財団が主催し実施している研修です。

研修内容は2日間で16時間のプログラムで保険請求できる施術、支給申請書の作成、不正請求の事例、広告の制限、コンプライアンス等を学びます。

 

しかし受講するのにあたり要件があり、平成30年3月までは柔道整復師の資格のみでしたが、平成30年4月から新たに3年間の実務経験と2日間の施術管理者研修の受講が義務付けられました。

管理柔道整復師は給料や年収が高い

実際、現場では要するに院長として働きレセプト業務の責任を負います。

その為、勤務柔道整復師より給料が高くなり高収入となるケースがあります。

例として勤務柔道整復師より月給が10万円以上高くなる事もあります。

外傷を扱っている求人の探し方や見分け方

外傷を扱っている求人の探し方や見分け方ですが、求人サイトから探す方法が簡単です。

見出しに「外傷メイン」「スポーツ外傷メイン」「スポーツ外傷専門」「治療家として仕事をしたい方」などと記載されている求人は、外傷を扱っている傾向が強いです。

 

外傷を取り扱う仕事先は主に整骨院や鍼灸整骨院ですが、そもそも整骨院は骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(外傷)を取り扱いしかできない施術所です。

求人欄に骨盤矯正、カイロプラクティック、オステオパシー、ストレッチ等の民間療法を中心に謳っている求人は、保険治療に依存しないで自費治療を中心に運営している事が考えられるので、外傷を積極的に受けて入れてはいない傾向にあります。

また求人欄に地域の部活動やスポーツクラブチームをサポートしている事が記載されていたら、外傷を取り扱っている可能性が高くなります。

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この記事を書いた人

治療家の皆様から頂いた声をもとに、就職・転職ノウハウ、求人情報についてご紹介しております。

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