鍼灸師の教員への就職方法、年収、求人の待遇、探し方など【体験談】

いつも当メディアをご覧いただきありがとうございます。

今回は鍼灸師で教員をしたことがある方にインタビューにご協力いただけましたので、この記事でご紹介します。

大学や専門学校で教員をしてみたい方の参考になれば幸いです。

 

※以下、インタビューをそのまま掲載します。

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鍼灸の教員の仕事内容を教えてください。

鍼灸師としてしている仕事内容は、学校に併設されている付属の治療院での鍼灸治療です。

また、教員として座学の授業や実技の授業を持っております。

そして、非常勤講師としていらっしゃる外部の先生方の実技の授業への助手としてついております。

国家試験の受験対策のための授業だったので、苦手とする人が多い生理学と解剖学を主に教えていました。
病理学や臨床医学や鍼灸理論などでも質問があれば受け付けていました。

教員の仕事のやりがいと、大変なことを教えてください。

人に教えるという点で、まずは勉強が大変です。

けして得意分野の科目を担当するわけではありませんので、担当を任された科目を徹底的に勉強していきます。

 

学生時代に恩師に教えて頂いた言葉として「生徒に1教えるには、教員は最低でも10は知っておかなければならない」というものを心に置き、常に取り組んでおります。

また、学生さんの年齢が幅広いこともあり、授業の中で使っていく言葉や表現、例えなどをいろいろ考えなければならない点もあります。

 

ですが、私が授業で言ったことをしっかりと吸収してくれていたり、テストでしっかり点を取ってくれていたりすることが、とてもやりがいになっております。

若い人を教えられるというのは面白かったし、人に教えることによって自分の理解が深まったので、この経験によって基礎医学については本当に強くなりました。

 

さらに現実的なことを言うととてもギャラが良かったので、それを自分の治療院に投資することができて、今の治療院の基礎となっています。

例えばSSPやリエンダーテーブルとか効果な器材は、この時の収入で購入できました。

 

大変なことはやはり予習をしていくこと。
人に教えるのには教える内容のバックボーンまで理解してないといけないので教科書以上の専門書を読み漁る必要がありました。

就職した後の、職場での技術や知識の習得方法を教えてください。

技術に関しては、恥ずかしがらずにベテランの先生方に聞くこと、そして自分で練習をすることです。

知識の習得としては、たくさんの本から情報を入れ、ひたすら書いて覚えていくことです。

授業の内容は任せられていたので特にしなければならないことはありませんでしたが、上記の「教科書以上の専門書」というのは他の教員に教えてもらってそれを自腹で購入して勉強していました。

鍼灸師の教員は、今後の未来も将来性・安定性があると思いますか?

これから先も鍼灸師として、働いていきたいと思える職場ではありますが、私自身の年齢を考えこの先結婚をしたりなどを考えるとずっと務めてはいかないと思います。

将来性や安定性についてですが、現在非常勤講師としての契約ですので安定性はありません。

また、母体が大きな学校ですので融通が効かないようなところもきになります。

自分の場合は非常勤講師だったので長く続けるつもりは元々なかったですが、常勤として就職したのであれば長く続けることも可能ではないでしょうか?
鍼灸師自体の将来性や安定性が良く分からないところがあるので
、それを教える教員の将来性も良く分かりません。

鍼灸師が教員に就職(転職)するには、どんな知識や経験が必要ですか?

最低限鍼灸師の資格は必要です。
他の医療系があればもっと良いです。
べーパー鍼灸師の教員はたくさんいます。

20代、30代、40代、50代、60代、それぞれの年代で未経験で働き始められる仕事先だと思いますか?それとも年齢制限はありますか?

年齢制限のある職場ではありませんが、50代60代の方で働いている方はおりません。

学生にきちんと教えられる知識さえあれば良いでしょうが、あまり高齢だと求人がないのではないでしょうか?
実技の教員であれば経験豊富なベテランでも求人があるかもしれません。

鍼灸師の教員の給料、年収、ボーナスの目安を教えてください

年齢別の平均はわかりかねます。

私が知っている範囲ですと、20代の方で教員1年目の方の年収が400万(ボーナス2回)。

私は、非常勤講師ですので、月ごとに波がものすごくあります。

年収としては、手取りで350万程です。

自分は非常勤で一コマ(90分)の授業で1万5千円でした。

一日三コマだったので日給だと4万5千円です。

鍼灸師の先生が年収アップする方法はありますか?

年収をアップする方法としては、第1に専任教員になることです。

現在非常勤講師としての勤務ですので、月によっての収入の差や、ボーナスがないためです。

自分の場合夜間の授業もしてもらいたいと言われていたのですが
断っていました。
もし受けていれば夜間は2コマあったので一日3万円の増収になっていたはずです。

鍼灸師の先生の. 勤務時間、残業の有無、ノルマの有無、週何日休めるか、有給休暇は取れるか、福利厚生・手当て・保険を教えてください

勤務時間は8時間です。

残業はあっても30~60分程です。

 

現在は週休3日制で、有給休暇もしっかりあります。

福利厚生は、スポーツジム、映画館、ディズニーランドが安くなったります。

また、保険として私学共済に加入することができます。

非常勤講師だったのでその辺については詳しく知りません。
友人の常勤講師によると、

・勤務時間は8~17時
・週二回夜間の受け持ちがあるのでその日は残業あり
・週休二日

だと言っていました。

 

有給休暇については聞いたことはありませんが、産休は二年とっていました。
福利厚生は良いようです。
保険は私学の教員保険と言っていたように思います。

鍼灸師の教員に出会いはありますか?結婚できますか?

出会いはありません。

女性の方で結婚している教員の方はいないのが現状です。

結婚と共に、辞めていく方が多いようです。

出会いはそこそこにあると思います。
教員同士の職場結婚は何組かいましたし、卒業後の学生との結婚も1組知っています。

鍼灸師の教員の求人募集に応募する場合、履歴書の自己PRと志望動機は何を書けば良いですか?

この職場でなくても、どこの職場でも共通だと思いますが、まずはなぜ、この職場で働きたいのかという理由をしっかり述べることが大事だと思います。

そこに関連付けて、これまでに鍼灸師としてどのような経験をしてきたのか、また、これまでの経験によって自分が持っている強みはなんなのかを明記できるといいと思います。

 

また、教員としてどような経験があるのか、そして採用していただいた場合、どのような活躍を期待できるのか、明らかにできるといいと思います。

人に教える仕事なので物事を理路整然と考えられて、それを伝える能力があるという印象を与える必要はあると思います。
あと、当然ながら若い人達に教えるのだ!という情熱も必要でしょう。

 

それと得意な教科や科目は書く必要があるでしょう。
全般に得意というよりは現代医学なら現代医学、東洋医学なら東洋医学で他の人よりずっと得意だという科目があれば有利だと思います。

面接での質問内容、回答方法についてアドバイスをお願いします。

母体が大きい学校になりますので、専任教員としての採用あれば、面接が3回ほどあります。

総長が女性ですので、女性の強みに対して意見を述べられるとプラスかと思います。

 

また、美容に力を入れている学校ですので、何から美容に関してのエピソードや、西洋的な考えでの授業が多いですので、そこを混じえてアピールできるといいかと思います。

あとは、これまで鍼灸師としてどのような経験をしてきたのか、教員としてどのようなことを経験してきたのかをしっかり述べられるといいと思います。

得意科目を聞かれると思います。
そこで教科書以上の知識をしっかりと持っていて、その学科の知識が抜きん出ていることをアピールできれば、かなり有利になることでしょう。

 

自分が得意だとアピールする学科については医学部レベルの本は読んでおくと良いと思います。
あと、臨床経験などがあれば学科と臨床をつなげて教えることができるなどのアピールも良いかと思います。

面接の逆質問では何を聞けば良いですか?

学校の校風として、個々の個性を尊重することをあげているので、どういった理由でそれをかかげているのか。

また、美容に力を入れているので、その理由も伺えるといいと思います。

素直に聞きたいことを聞けば良いのではないでしょうか?

給料や休暇のことを聞きたければ聞けば良いと思いますが、面接官の印象が良くなるかどうかは相手次第だと思います。

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