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今回は主婦の鍼灸師の方が、どんな求人に応募し、どんな働き方をされているのかについてご紹介をします。
前回こちらの記事でもご紹介した通り、鍼灸師は女性の方がニーズが高い傾向にあり、出産後も職場に復帰しやすいお仕事です。
主婦になった後の女性鍼灸師は、やはり鍼灸師の資格を活用してお仕事をされる方が多いです。
主婦になっても鍼灸師を続ける方が多い理由・パート時給の目安
今回様々な方にインタビューをしましたが、女性鍼灸師が主婦になっても鍼灸師を続ける理由としては
- せっかく資格を取得したので利用したい
- 普通のパートではなかなか時間の融通が利かない
- 人手不足で簡単に雇ってもらえる
- 普通のパートより高時給(地方都市で時給1200円ほど/指名歩合制込みで1日4時間ほどのお仕事で、月17万円ほどの収入)
等がありました。
特に時間の融通が利くというのが鍼灸師を続ける大きなメリットで、
- 午前診のみか午後診のみのパートにしてもらう
- 毎日ではなく2日に1日出勤にしてもらう
など、毎日の働く時間も自由に決められる場合が多いです。
朝子供を送る時間と病院の開店時間がほぼ同じ方は、上司に相談し、昼前の勤務開始にして休み時間を人より短くし、人より先に退勤して子供の迎えに行く方もいます。
子供の運動会などのイベントの際や、体調不良の際などにはしっかりと休みが取れることも鍼灸師を続ける方が多い理由ですね。
ちなみに主婦の鍼灸師を採用してくれやすい求人の特徴は、休みやすい環境=多くのスタッフがいる職場となります。
職場自体は鍼灸院や鍼灸接骨院が多いですが、訪問鍼灸をされる方もいます。
自分で鍼灸院を開業し完全予約制にする方も
こちらは少しリスクの高い方法ですが、確かに主婦の鍼灸師には相性のいい働き方です。
何せ自分で開業して完全に予約制にすると、比較的時間を自由に使うことができますから。
仕事内容としては、一般の鍼灸、美容鍼灸や訪問治療など、幅広く自分のやりたい方向で仕事ができます。
開業当初は収入は少なく赤字になるかもしれませんが、継続的にやったり集客力をつけることによりリピーターさんも増えて、月収20万以上は稼げる方が多いです。
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自宅の一室で鍼灸院を開業される方も
またリスクを抑える方法として、自宅の一室で始められる方もいます。
家賃は必要ありませんし、必要なのは施術スペースと若干の鍼灸用具とベッドのみ。
そして何より、お子さんの近くにいられるというメリットがあります。
ちなみに仕事と育児、家事のバランスが取りやすいという理由で、朝10時から夕方4時までの間で予約を受け付ける方が多いようです。
収入は予約をどれだけいれるか、営業時間をどれくらいにするかによっても異なりますが、時給換算すれば3000円から施術内容によっては5000円以上になることも。
特に最近は女性向けの美容鍼灸が人気ですから、そちらをメインにすることで利益率も高くなります。