柔整師は飽和して未来がない?10年後も将来性のある働き方を紹介

いつも当メディアをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、

  • 柔道整復師の今後の課題はどのようなものがあるか
  • 柔道整復師は今後、保険診療(保険請求)は廃止される可能性があるか。もし廃止された場合は柔道整復師は食べていけなくなるのか。
  • 10年後の未来も、安定して将来性のある柔道整復師の働き方

についてご紹介します。

柔道整復師の未来を悲観している方は多い。今後の課題はどのようなものがあるか

現在、柔道整復師の業界が抱えている代表的な今後の課題としては

  • まるでコンビニのように整骨院(接骨院)が乱立し、柔道整復師が飽和状態にあるのではないか
  • 「保険の不正請求問題」という柔道整復師の闇の部分が理由で、今後は保険適応が出来なくなるのではないか

といったものがあります。

 

こういった理由で

  • 「柔道整復師の未来が見えない、やばい」
  • 「柔道整復師の資格は10年後には価値のない資格になっているのではないか(柔整師の資格がなくなるのではないか)」
  • 「今後、柔道整復師として安定した生活をしていくのは難しいのではないか」
  • 「柔道整復師の資格が割に合わない」

と不安に思われている方は結構いらっしゃいます。

柔道整復師は今後、保険診療は出来なくなる?

柔道整復師が医療従事者の国家資格であることを考えても、保険請求が完全に廃止される可能性はほとんどあり得ないと思われます。

特に都市部以外の地域、いわゆる田舎などと呼ばれる地域では病院も少なく、整骨院、昔ながらの「ほねつぎ」がまだまだ地域に根付き親しまれている現実があります。

そういった点を踏まえると、少なくともいきなり保険診療が出来なくなることは考えられないと思いますし、そもそも保険請求が完全に廃止される心配をする必要は現時点ではないと思われます。

 

一方で現実として保険請求の締め付けは厳しくなっていますから、保険請求に重きを置いて自費メニューの展開をしていない院などは、将来的には苦しくなっていく可能性はあります。

ですので現状として、いわゆる実費治療に移行するしかありません。

 

また請求業務における対価とリスクや労働時間を換算して、請求を行わない治療院も増えてきています(既に大手グループ院の中には、”完全実費”をモットーとしているところもあります)。

今後も整骨院として生き残っていくには、実費でいくら儲けられるかという点が非常に重要になってくるでしょう。

10年後も生き残れる柔道整復師の3つの働き方

それでは次に、柔道整復師として今後も安定した年収を稼げるような働き方をご紹介します。

これまでのように、ただ何も考えずとりあえず接骨院へ就職すればいいというわけではないかもしれません。

1.チェーン店として展開している大手の整骨院で働く

まず今後は大手の整骨院と個人の整骨院の差が開いていく可能性が高くいため、EMSや骨盤矯正など自費メニューの充実しているチェーンの店舗に勤めることが、柔道整復師として安定した収入を得るうえで大切になってきます。

そもそも大手グループ院は個人院とは違い新卒でも月25万円ほどもらえる上、毎年の昇給制度、ボーナス制度、各種福利厚生完備と、一般的な企業に勤めるのと大差ないレベルまで雇用環境が充実していますから。

 

逆に将来的に厳しい就職先は、やはり個人院です。

長く経営している個人院ほど時代の変化に対応できず、患者さんの一人あたりの単価を上げる事ができずに、今まで通りに通常保険診療のみで行っている個人院は、業績は悪化の一途を辿っています。

保険請求のルールがあまりにも厳しくなりすぎてしまい、例え外傷の患者さんが毎日30人来たとしても院を維持するのが精一杯で、スタッフの給与が払えず、学生研修などは無給としている院も多いくらいに業界は疲弊・悪化しています。

 

そして、業績悪化から抜け出せない院の多くは自費メニューを新たに組み入れることが出来ず、慢性疾患も保険を使ってマッサージをするという状態になっているところが多数です。

そうした院には将来はないでしょう。

 

2.整形外科クリニックリハビリ室での勤務

次に10年先も安定して生活を送れる就職先として挙げられるのは、整形外科クリニックリハビリ室での勤務です。

理由はいたって簡単です。

 

平均寿命の高騰や、日本国における高齢化などにより、今よりも生死には直接かかわらないが、身体のどこかが辛い、痛い方が増えると予想されます。

そんな時に、頼れるのがレントゲンやMRI、CTなど検査機器や、薬、注射などの医療受けることのできる病院です。

 

さらに、絶対手時に信頼されている「医者」の存在があることもかなり大きな理由です。

中でも整形外科はマッサージや温罨法、冷罨法、電気療法などリハビリ機器の種類も豊富なので重宝されるでしょう。

 

ではなぜ、似たような業種の整骨院、接骨院ではないのでしょう。

その理由も明白です。

 

もともと整骨院などの治療院は、病院の少なかった時代に、特に「整形外科」というものがかなり少なかった時代に生まれたものだと言われています。

そのため医師の代わりに我々柔道整復師が、骨折や脱臼の応急処置や、捻挫、肉離れに対しての処置をおこなっていました。

 

しかし医学の進歩により、病院の数、「整形外科」の数も増えました。

そして、整形外科でただ外傷について診断するだけでなく、リハビリ室を設けてマッサージや電気療法を行うところがかなり増えました。(私が子供の頃、今から30年程前には整形外科はあっても「リハビリ室」は完備されていないことが多く、その役割を整骨院が担っていました。)

 

医者がいて、看護師がいて、リハビリもできる。

それは誰だって整骨院と整形外科が並んでいたら、整形外科に来院しますよね。

整形外科等に比べると、整骨院の将来性は低くなることが多いと思います。

 

整形外科の働き方に興味がある方は、以下の記事も読んでみてください。

実際に柔整師で整形外科で働いたことがある方にインタビューをしております。

柔整師の整形外科での仕事内容、給料、就職方法、求人の探し方【体験談】
いつも当メディアをご覧いただきありがとうございます。 今回は柔道整復師として病院の整形外科で働いたことのある方にインタビューにご協力いただけましたので、この記事でご紹介します。 柔整師として整形外科に就職・転職したい方の参考にな...

 

3.介護施設で働く

収入や待遇等の安定を求めるのであれば、介護業界への転職をオススメします。

柔道整復師は機能訓練指導員として通所介護事業所や、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)等にて勤務する事が出来ますから。

 

仕事内容としては主にはリハビリをメインに行いますが、利用者様の健康状況にあわせ様々な面からアプローチをかけています。

介護業界はとにかく人手不足ですし、今後高齢化社会が進んでいく中、安定性は抜群です。

 

柔整師として介護福祉施設で働いてみたい方は、以下の記事を読んでみてください。

同じく実際に働いていた方にインタビューをしています。

柔整師の機能訓練指導員への就職方法、給料、求人の探し方など【体験談】
いつも当メディアをご覧いただきありがとうございます。 今回は当メディア「キュアワークス」を通して、柔道整復師として機能訓練指導員の仕事をされている方にインタビューにご協力いただきました。 保険の締め付け等の問題によって、...

 

 

以上の3つ、

  • チェーン展開している整骨院グループで働く
  • 整形外科で働く
  • 介護施設で働く

この3つが、柔道整復師として社会で生き延びやすい方法だと思われます。

今のところは求人も沢山ありますので、これを機に転職も考えてみてください。

おわりに:それでも小さな整骨院で働くなら、腕を磨く&高齢者に好かれる技術が重要

悲観されがちの柔道整復師業界ですが、日本は少なくとも2065年まで高齢化率が増えると予想されており、足腰や身体中が痛くなったお年寄り、それでも整形外科まではいかない方々が、まだまだ整骨院へ訪れるだろうという声も多いです。

要は高齢者の人口が増えるので市場規模は大きくなり、こういった意味では整骨院にもチャンスはあるかもしれません。

 

一方で確かにマッサージやカイロプラティックなど、競争が激しくなることも予想できます。

となると一時期のコンビニや歯医者のように、腕の良い所や場所が良いところが生き残ると思います。

 

また腕がいいだけではなく、ご高齢の方と、どれだけ上手くコミュニケーションが取れるかが柔道整復師として大変重要になってきます。

今でも上手くいっている接骨院の中には、お年寄りが毎日の習慣として接骨院を訪れている所があります。

おじいちゃんうばあちゃんが接骨院で、孫の話しや地域の話などして井戸端会議の場になれば、顧客はどんどん増えていくのではないかと思います。

タイトルとURLをコピーしました