柔道整復師の「やめとけ!」「やめたい!」は本音?5つの後悔を紹介!

柔道整復師について、「やめとけ!」「やめたい!」との声が聞かれることがあります。そのため、「柔道整復師はやめたほうがいいのかな?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。

柔道整復師に対するネガティブ発言は、ほんの一部の意見であり、すべての人が持つ本音として受けとる必要はありません。柔道整復師が就職できるすばらしい職場はたくさんあるので、そちらに目を向けましょう。

この記事では、柔道整復師を「やめたほうがいい」と言われる理由や、実はそうとも限らない理由、好待遇で働ける整骨院の具体例を紹介します。柔道整復師のネガティブな意見を不安に感じている場合は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

柔道整復師の後悔!「やめたほうがいい」といわれる5つの理由

柔道整復師は「やめたほうがいい」と言われる理由は次のとおりです。

  • 柔道整復師の給料が低く儲からないから食えない
  • 柔道整復師の仕事があまりにも忙しくてきつい
  • 不正請求問題で柔道整復師の未来が見えずオワコン
  • 院長や上司の考え方についていけない
  • 職場の人間関係が上手く行かない

それぞれについて解説します。

柔道整復師の給料が低く儲からないから食えない

最近は保険適正化の流れもあり、柔道整復師は儲からないから「やめたほうがいい」といわれることがあります。以前の整骨院では、いろいろな体の痛みに対して保険を適用して施術を行っていました。しかし保険の適正化により、肩こりや慢性腰痛、膝関節症などに保険を適用しづらくなっています。

そのため現在の整骨院は、下記のように二極化しています。

  • 従来どおりに保険施術を中心に行う整骨院
  • 実費メニューを積極的に取り入れる整骨院

経営方針もまったく異なるため、儲かる整骨院と儲からない整骨院がはっきりしている点も特徴です。そのため「Yahoo!知恵袋」を確認すると、儲からない整骨院に勤める人からは次のような声が聞かれる場合もあります。

この職業の悪質の部分ではあると思いますが朝早く、夜遅くに帰ってきます。今働いているところは月給制なのですが、自給に換算すると400円位です。月給固定で12万です。本当にやる気をなくしてしまいます。

週6勤務で、通勤に車で1時間かかります。交通費は自分持ちです。

引用元:YAHOO!JAPAN知恵袋

月給12万円では生活もままならない状況です。しかし現在は、整骨院の労働条件も見直されているため、以上のような悪条件はほとんど存在しないのではないでしょうか。

柔道整復師の仕事があまりにも忙しくてきつい

柔道整復師の就職先には整形外科や介護施設、整骨院などが考えられます。なかでも、整骨院は忙しい職場なので「やめとけ」と言われることもあるようです。

なかには、1日14時間の長時間労働を強いるブラックな職場も。このような整骨院は、資金不足のために人を雇えず、人材不足に陥っている可能性があります。また保険施術を中心に行う整骨院の場合、月末の保険請求業務で忙しくなることがあります。

しかしなかには適正な労働時間で働ける整骨院も存在します。 たとえば弊社が運営するグループ整骨院の場合、11時診療スタートで完全週休2日制を採用しています。通常よりも2時間後に、仕事をスタートできるためプライベートを充実させやすい点が魅力です。

柔道整復師として整骨院に勤務する場合は、弊社のような労働条件の良い整骨院を選びましょう。

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不正請求問題で柔道整復師の未来が見えずオワコン

一時期、柔道整復師の不正請求についてテレビなどで盛んに取り上げられたことがありました。

柔道整復師の不正請求問題とは、本来は施術を行っていない患者さんの保険で施術料を架空請求したり、施術部位や日数を水増しして保険請求をしたりしていたことが明るみになった問題です。

不正請求は立派な犯罪です。そのため多くの柔道整復師が不正請求をしていた事実が明るみになり、業界の印象も悪くなりました。その結果、柔道整復師は「やめといたほうがいい」と言われるようになったのです。

しかし現在は正しい方法で保険請求をする整骨院が増えた上に、自費施術を提供する整骨院も増加傾向です。たとえば、弊社が運営するグループ整骨院もすべて自費メニューで施術サービスを提供しています。自費メニューが中心の整骨院であれば、不正請求問題の影響は少ないのではないでしょうか。

次の記事では柔道整復師の将来性について解説しているので、参考にしてください。

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院長や上司の考え方についていけない

整骨院の院長や上司の考え方についていけずに、整骨院をやめたいと考える人も多いようです。たとえば、「Yahoo!知恵袋」で次のような意見を見つけました。

患者様は必ずリピートを取る=私の考え方ですと完治させて、もう通わなくていいようにするようにするのではないか?と考えてしまいます。

患者さんに嘘をついているようで罪悪感があります…

引用元:YAHOO!JAPAN知恵袋

これはリピートに対して誤解をしているのかもしれません。職場の先輩や院長と意見を交わして、リピートに対する正しい考え方を取り入れることが大切です。

たとえば慢性症状の場合、長い年月で蓄積された体のゆがみを整える必要があります。そのため患者さんには一定期間はリピートして施術を受けなければ、症状が改善されないことも多々あります。

また予防の観点から、メンテナンスとしてリピートを促すケースもあります。メンテナンスについては、整骨院に限らず歯科医院などでも行われていることです。

現在は健康志向が高く未然に不調を防ぎたい人も多いためリピートを進めた方が、患者さんの希望を叶えることにもつながります。

以上のような事情もあるため、リピートについて罪悪感を持つ必要はないのではないでしょうか。疑問に思ったことを気軽に質問したり、意見を述べたりできる職場であれば、院長や上司との意見の食い違いを解消できるかもしれません。

職場の人間関係が上手く行かない

職場の人間関係が上手くいかないことで、整骨院をやめたいと考える人もいます。とくに体育会系の整骨院に対して苦手意識を持つ人は多いのではないでしょうか。

また職場の人に理不尽なことを言われると、やめたくなることもあります。なかなか周囲と馴染めずに困る場合は、人間関係が良好な職場に転職するのも1つの手段です。

柔道整復師になるのは、本当に「やめたほういい」のか?実は、そうとも限らない理由

柔道整復師になるのは、「やめたほういい」という意見もありますが、実はそうとも限りません。ここでは、その理由について解説します。

人間関係がいやになるのは柔道整復師だけではないから

柔道整復師は、院長や上司の考え方についていけなかったり、人間関係がうまくいかなかったりしますが、それは他の業界でも同じことです。そのため、柔道整復師をやめて他の働き方をしても人間関係で悩む可能性があるでしょう。

職場の人間関係で悩む人が多い点については、厚生労働省の調査を確認するとわかります。令和2年に厚生労働省が行った調査でわかった「転職入職者が前職を辞めた理由別割合」は次のとおりです。

男性の転職理由

女性の転職理由

※「令和2年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省」をもとに作図

以上から人間関係がいやになって職場を変える人は、男性が2番目に多い8.8%、女性は最も多い13.3%だったことがわかります。人間関係で柔道整復師をやめたくなったら、他の仕事でも人間関係で悩む可能性があることを思い起こしてみましょう。

人間関係で悩んでいる場合は、業界から離れるのではなく、職場を変えてみることをおすすめします。

保険請求が減って自費移行しているから

保険の不正請求問題で柔道整復師の未来が見えずオワコンと考えている人もいるようです。しかし厚生労働省をはじめとした国の保険請求に対する審査が厳しくなったことで、平成24年より整骨院の保険請求は減っています。

柔道整復師の療養費における推移

※「柔道整復療養費について」と「柔道整復、はり・きゅう、マッサージ、治療用装具に係る療養費の推移(推計)」(共に厚生労働省からの出典)をもとに作図

その一方で自費メニューで慢性症状に対応する整骨院が増えていると考えられます。自費メニューを導入する整骨院が増えていることは、自費向けの施術スキルを教えるセミナーなどが、業界内でも行われるようになったことからも予想できます。

整骨院や柔道整復師業界のコンプライアンスに対する意識の高まりもあり、今後も不正な保険請求は減っていくでしょう。

好待遇の整骨院への就職や独立開業でさらなる収入アップを目指せるから

柔道整復師の給料が低く儲からないから食えないという意見もありますが、それは給料や収入がピンキリだからです。食えない人は、少ない給料の整骨院に就職してしまっています。

経営力のある整骨院に就職すれば、350万円以上は稼げるようになりますし、幹部になると年収600万円の達成も可能です。さらに独立開業に成功すると、1,000万円以上も目指せます。

儲かる柔道整復師になりたい場合は、次の記事を参考にしてください。

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待遇のいい自費専門の整骨院で働くのも1つの手段!

柔道整復師をやめたいと思った場合は、別の職場に転職をするのも1つの手段です。給与や勤務条件について待遇が良い整骨院に就職してはいかがでしょうか。

たとえば弊社が運営する整骨院は、すべてが自費専門であるため、レセプト処理に時間をとられたり、不正請求について心配したりする必要がありません。さらに次のような好待遇も魅力です。

  • 11時診療スタート
  • 入社2年目で平均月収33万円
  • 個人の業績による賞与が年1回
  • 経歴に関係なく実力次第で昇格が可能
  • 家族建て月5,000円
  • 完全週休2日制
  • 在宅手当2万円
  • 社会保険完備

弊社では若いスタッフが多く活気があり、みんながイキイキと楽しく働いています。スタッフ同士の絆も大切にしているため、人間関係について悩む必要もないでしょう。

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職場を選べば柔道整復師を「やめたい」とは思わないはず

弊社のような整骨院を選べば、きっと柔道整復師を「やめたい」とは思わないはずです。柔道整復師は「やめたほうがいい」と思う前に、好待遇で職場環境がよく、自費メニュー中心の整骨院への就職を検討してみてください。

弊社でも、やる気のある柔道整復師を募集していますので、ぜひご応募ください。

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この記事を書いた人

働き方やライフスタイル、健康関連に詳しいライター。柔道整復師や鍼灸師の資格も所持。整体師やライターとして活動するなかで蓄えた知見をもとに、柔道整復師や整体師、鍼灸師、按摩マッサージ指圧師に有益情報を提供する。

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