柔整師が仕事を辞めたい、転職したいと思う5つの理由と解決方法

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今回は柔道整復師が仕事を辞めたい・転職したいと思う5つのよくある理由と、その問題が解決できるかもしれない転職先についてご紹介します。

 

柔整師の業界はいくつか問題を抱えていますが、働き方や職場によって環境は大きく変わります。

今の職場がきついと「柔整師はもう終わりだ」とか「私って柔整師に向いてないのかな」と思ってしまうと思いますが、せっかくお金も時間もかけて取得した国家資格ですから、まずは柔整師の資格を使って自分に合った就職先に転職することを考えてみてください。

それでもダメそうなら、その時に一般企業への転職も考えましょう。

柔道整復師が仕事を辞めたいと悩む5つのよくある理由

今回は

  • 儲からない
  • 忙しい
  • 未来が見えない
  • 考え方に賛同できない
  • 人間関係が上手く行かない

という5つのケースをご紹介します。

柔道整復師の給料が低く儲からない、食えない

月給12万の柔道整復師です。転院を望んでいるのですが…みなさんこうなんでしょうか!?

お給料の話をさせてもらうのは本当に心苦しいのですが、お給料の少なさに半ば気がさしてやめてしまいそうです。
24才女で、免許持ちです。高校でて専門学校にすぐに入りました。治療経験は学校時代にインターンしておりました接骨院を含めて6年目です。今の接骨院は3年目になります。愚痴のようになってしまいますが、誰かに聞いてほしいので質問しました。

この職業の悪質の部分ではあると思いますが朝早く、夜遅くに帰ってきます。今働いているところは月給制なのですが、自給に換算すると400円位です。月給固定で12万です。本当にやる気をなくしてしまいます。
週6勤務で、通勤に車で1時間かかります。交通費は自分持ちです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1352303488

 

この例はあまりにも極端ですが、整骨院の給料が低く生活できないという柔道整復師の方も多いようです。

特に最近は保険の締め付けなども厳しくなってきていますから、

  • 昔ながらのやり方で保険診療にこだわる、資金力のない個人院
  • 実費メニューを積極的に取り入れ、資金力にも人材にも余裕があるグループ院

では、お給料にも大きく差がついています。

 

一方で柔道整復師でも、年収600万円以上稼ぐ方法もあります。

詳しくは以下の記事をお読みください。

柔道整復師が月30万円、年収600万円・1000万円稼ぐ方法
この記事では柔道整復師として月30万円、年収600万円、年収1000万円稼ぐ方法をご紹介します。柔道整復師は本当に儲かるのか儲からないのか、気になる方の参考になれば幸いです。

柔道整復師の仕事があまりにも忙しい・きつい

整骨院で勤務していましたが、拘束時間が長く、体力的にも辛く、家庭との両立が難しくなり転職しました。

トイレや給水の時間も取れないほど忙しく、昼食を食べることができたのが、夕方の6時頃だったこともありました。その状態で夜9時頃まで働き、月末月初は請求業務により日付をまたいで仕事をしていたこともありました。

 

ただ、思い入れや責任もあってなかなか退職できませんでした。

そんな時に新卒の応募があり、勤務人数の関係から入社させるか否かを会社が悩んでいたので、このタイミングであればと思い、退職願を出して、その方の入社と入れ違いで退職することができました。

勤務状況や業務については不満が多かったですが、人間関係はとても良好だったため、その点では不満はありませんでした。

 

柔道整復師として勤務できるところを探し、機能訓練指導員として、定員25人以下のデイサービスに転職をしました。

デイサービスでは、機能訓練として簡易的なマッサージや可動域訓練、歩行訓練や脳トレなどを行っていました。

 

さらに、機能訓練業務以外にも送迎や排泄介助など、介護員業務の補助も行っていました。

以前の職場と比べると、休憩時間もある程度しっかり取ることができ、昼食もとれていました。

 

拘束時間は、入社した当初は格段に短くなり、体力的にもとても楽になりました。

 

自分は3年間勤めていた職場を退職したのですが、まずプライベートな時間を持てなかったところが一番の決め手になりました。
基本的にお給料は初任給のなかでは高い方だったのですが、ボーナスがないゆえです。

 

出世するともちろん給料がよくなりますが、日曜休みのなかでも仕事があったり、同僚同士の飲み会も多く1日のなかでの仕事の割合が多かったです。

飲み会のなかでもほとんど仕事や自己啓発の話ばかりで愚痴のひとつが言えないような雰囲気でした。

 

また有給も取りづらい雰囲気でした。

会社の先輩のなかでも有給を取る人は皆無で、そのぶんお給料としてもらっていました。

 

退職するときも有給消化という言葉もなかったです。

スタッフ同士は非常に仲が良く、自分もかなりよくしていただいたのですが、職場に馴染めない方は1年経たずに退職していました。

 

もはや説明不要だとは思いますが、柔整師の就職先の中でも整骨院の忙しさ、勤務時間の長さは群を抜いています。

酷いところですと、開院準備から閉院まで合わせて一日14時間労働なんてところも聞いたことがあります。

 

こんなにも柔道整復師の職場が忙しい理由は、ひとえに資金力不足からの人材不足です。

そのため大手のグループ院の場合、多少の残業はあるにせよ、法外な時間を働かされることはほとんどありません。

 

以下はキュアワークスでインタビューにご協力いただいた、グループ整骨院に勤める方の勤務環境ですが…。

8時30分から20時00分残業ほぼなし(院によっての変動有り)
固定残業代36時間以上で別途支給
ノルマがなし
有給休暇法定通り
週休2日固定の休診日と別日1日
社会保険完備

このように個人院と余裕があるところが多いので、忙しく働きたくない方はグループ整骨院へ転職されるのも一つの手だと思います。

 

 

また一人目の方はデイサービスへ転職されましたが、デイサービスのような福祉施設は定時の概念が物凄くしっかりしていて、17:30にはほぼ確実に帰れます(日によっては17時過ぎに帰れることも)。

お給料は整骨院と同じくらいなので、プライベートも充実させたい方は機能訓練指導員として働くことも考えてみてください。

 

※機能訓練指導員としての働き方の詳細はこちら

柔整師の機能訓練指導員への就職方法、給料、求人の探し方など【体験談】
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不正請求問題などで柔道整復師の未来が見えず、オワコン、もう終わりだと思った

整骨院では真面目に働いている人ほど、現実とのギャップに未来が見えなくなる方が多いです。

例えば

  • 乱立しすぎた整骨院や、無資格マッサージ店の増加
  • 当たり前のように行われている保険の不正請求
  • それもあって、どんどん厳しくなる保険の締め付け

などなど…こういう事もあって「柔整師はもうオワコン」とか「こんなふざけた事が当たり前に行われているなんて自分は柔道整復師が向いていないんだ」と思われる方も多いです。

 

ただ柔道整復師としての働き方は整骨院だけではありません。

こちらでも紹介していますが、福祉施設・スキー場・スポーツジム・病院など色々な働き先がありますし、特に福祉施設は少なくとも2065年までは高齢者率が増加し続ける日本で需要がなくなる事は無いと言われています。

 

これから先も将来性のある柔道整復師の働き方は以下の記事で紹介しているので、良ければ読んでみてください。

柔整師は飽和して未来がない?10年後も将来性のある働き方を紹介
柔道整復師の今後の課題と保険診療、また10年後も安定して年収を稼げる柔道整復師の働き方についてご紹介します。柔道整復師が乱立して飽和しているのではないかと未来や将来性が不安な方、割に合わないと感じている方は是非参考にしてください。

 

院長や上司の考え方についていけない

私が職場を辞めた理由は、その職場の上司たちが人使いがとても荒かったからです。

個人経営の会社でワンマン経営でしたので、人間関係のトラブルに巻き込まれることも多いのも悩みどころでした。

 

人間関係の悪化は私にとってとてもストレスとなりました。

5年間くらいは我慢して続けていましたが、過酷な労働環境と職場ムードが悪いのに耐えきれず、思い切って転職することを決意しました。

 

転職の際には、大きな会社に所属できるように職場を選びました。

これまでは、小さな整骨院で働いていましたが、転職先に選んだのは介護福祉施設でした。

 

職場見学もしたのですが、スタッフの人たちが仲良く、連携作業をしているところに心打たれました。

それがきっかけで、転職を決めたのですが。

 

転職してよかったことは、給与が上がったことです。

また、日勤のみとなり残業することもなくなったのがよかったです。

 

また、日常的に医師や看護師などと連携を取る作業なので、自分自身のスキルアップにもつながり、キャリアアップも見込めるようになりました。

いろいろなメリットがありましたが、何より人間関係が良好となったのが一番良いところです。

 

他の職種の人も私のことを整体師として尊重してくれるのです。

この職場であれば、長く働けそうな気がしています。

前回の職場は、勤務時間が朝8時から夜22時までで休憩は1時間の勤務体制で福利厚生もない状態でした。

医療資格を保持していようが資格手当やボーナスなどもないので低給料で長時間労働をし、マッサージなど医療資格でありながら慰安行為を求める患者さんが多いため医療をしているような意識を実感することがないところが不満に感じていました。

 

また、個人の治療院であったためチェーン店と違い治療方針の縛りはないが、担当制であったため患者数や継続数などの治療以外の数字も評価基準になるので、一種の営業のようなところも医療者とのギャップがあるかもしれません。

スタッフが3人いたのですが、私の上司にあたる方が患者さんによって治療時間の長さが変わって好きな患者さんをここはリラクゼーションサロンかと思うほど長時間治療をされる方で整骨院の運営が回らない状況がありました。

私はその上司のせいで何人もの患者さんの治療をこなさなければならず、1日の疲れ方が上司と私では全く違ってました。

 

何度か改善して欲しいと話はしてみたのですが改善はみられず、おまけに私よりも立場が上の方なので給料としても確実に私よりも貰っていたであろうし、少し納得のいかない状況が続いていたので退職しました。

私は今年柔道整復師の資格を取り、某整骨院グループに就職した新社会人です。

ただそのグループの考え方は私と合わず、すこし嫌気がさしています。

具体的な内容は
1.患者様は必ずリピートを取る=私の考え方ですと完治させて、もう通わなくていいようにするようにするのではないか?と考えてしまいます。
患者さんに嘘をついているようで罪悪感があります…

2.全員行動=チームワークが大切なのは理解していますが、お昼ご飯まで全員で食べ、お昼に買いに行ってはいけないという拘束がすこし理解に苦しんでいます。
業務時間も8時に始まり、20時半に終わります。
整骨院業界では早い方だと思っています。
12時〜15時までが休憩時間なのですが、14時から勉強会があったり14時から35分勉強会があったり電話当番があったりと実質あまり休めません。

…中略…

4.治療=基本的にマッサージと矯正です。
患者さんを言いくるめて矯正、治療をしていく感じが否めません。
最初から理解しておけよという話なのですが…
加えて治療時間も極端に短いため、私自身やるのであればしっかりと患者さんと向き合って治療をしていきたいと考えるようになり、納得がいきません。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11206066661

 

柔整師が職場で(もうこの院長や上司にはついていけない)と思い転職する理由としては、

  • パワハラまがいの理不尽な要求をされる
  • 患者さん第一で考えておらず、整骨院の利益最優先で患者さんを診ている
  • 新卒で何も知識も経験もないのに、教育もなくすぐに大事な業務を任される

この3つのパターンが非常に多いです。

 

特に個人の整形外科の場合は「院長=全て正しい」という雰囲気のため、

  • 混んでいても自分は絶対に働かない、とか
  • 好きな患者さんだけ診て、それ以外の人は丸投げ、とか

はよくある話で、どう考えてもおかしい話でそれを指摘しても「俺が絶対に正しい」という姿勢は決して変わることはありません。

 

ただ最近は大手のグループ院が参入していることで、こういった顧客第一に考えない整骨院はどんどん潰れていっています。

こういうものは向き・不向きなので、職場が向いていないと思ったら悩んだり辛い思いをする前に他の柔道整復師の職場に転職されてください。

職場の人間関係が上手く行かなかった

以前働いていた職場では、あまり人間関係がうまくいかずにお客様ともなじめなかったのでやめてしまいました。

職場の人間関係では怒られぱなしで、人によって態度を変える上司がいたため、それがとても嫌で自分はいつも怒られてるのにあの人はなんで怒られないんだとずっと悩んできました。

 

ふとした日に理不尽なことを言われてしまい、そこでこの職場を辞めてやると考えて1ヶ月後にやめました。

私には人間関係がうまく築けないと言うところがあるので、どうしても周りの方が支えてくれないとこの患者さんの治療していく上で精神的にもキツくなってしまうので、周りの人に恵まれていなかったのが1番です。

 

その後、家の近くにあった整骨院に転職しました。

そこではとてもみんなが優しく教えてくれて、すぐにみんなと馴染むことができました。

 

少し前よりは収入が少ないですが、すごくやりがいのある仕事で、お店に来た人とも世間の話をしてとても盛り上がることができています。

 

私は転職して正解だと思っています。

転職したおかげでこの整骨院にも馴染めることができ、とても良い人間関係が築くことができています。

頼りにされてる感じがあり、とてもやりがいのある仕事だと思いました。

 

良くも悪くも、整骨院は乱立状態にあります。

あなたに合う整骨院は絶対にありますし、体育会系のところや、おじいちゃんがのんびりやっている所などいろいろあるので、すこしでも向いていないと思えば職場を変えて問題ないと思います。

この方も言っているように、お仕事が楽しくないと柔整師としてのスキルアップもできにくくなりますから。

おわりに:もし整骨院の退職を反対されてしまったら

整骨院の中には常に人手不足で回しているところも多く、そういったところで退職願いをだしても「退職は6か月かかる」なんて言われることもありますが…もちろん違法です。

仮に就業規則で6か月と定めていても、法律で私たちは2週間で辞められることになっていますので、しっかり退職届を提出して2週間で退職しても構いません。

 

それでも

  • 院長に退職を伝えるのが怖い
  • なんだかんだ言いくるめられる気がする
  • 退職後に嫌がらせをされそう

という場合には、退職代行サービスなんてものもあるみたいなので、使ってみても良いかもしれません。

>>退職代行サービスの仕組み、流れ、値段、法的な問題などについて<<

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