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今回はあん摩マッサージ指圧師の資格をお持ちの方に向けて、治療院と、直接こちらから利用者様宅へ伺う保険適用の在宅マッサージとの比較をしてみたいと思います。
在宅(訪問)マッサージと治療院はあん摩マッサージ指圧師の二大就職先とも言えるため、どちらに就職(転職)するか悩まれている方も多いと思います。
是非参考にしてください。
あん摩マッサージ指圧師にとっての治療院勤務と在宅マッサージ会社勤務の違い
治療院とひとくくりに言っても、マッサージ専門から整骨院まで様々なタイプがありますが、現状確実に言えるのは、社会保障や収入の面で安定性が高いのは訪問介護マッサージだということです(具体的な訪問マッサージの収入はこちらで紹介しています)。
ただし訪問介護マッサージで要求されるのは、要介護者に対する介助や介護の技術、知識なので「マッサージ師としての技術」を磨くことは難しいでしょう。
もしマッサージ師として将来独り立ちしたい、いままで自分が身につけてきた技術を活かしたいということなら、介護ではなく治療を求める患者さんが訪れる治療院を選ぶべきです。
実際の現場には、ある程度の安定収入を得るために訪問介護マッサージの事業所で働きながら、業務委託のマッサージ専門院で働いているマッサージ師もいます。
「収入」志向なら訪問介護マッサージ、「技術」「治療」志向なら治療院を選ぶのがいいと思います。
ちなみに在宅マッサージでは、資格さえ持っていれば未経験でも60代でも採用されます(40代や50代までは正規雇用、60代以降はパートか業務委託のケースが多いです)。
何故、治療院より在宅マッサージの方が基本給が高く社会保険完備の会社が多いのか
在宅の訪問介護マッサージは、ケアマネジャーを中心として、医師の同意を得た上で医療保険を適用して行います。
そのため利用者の自己負担は少なく、事業所は保険料から収入を得ているため、基本的に自己負担の治療院(保険適用の接骨院でも手技療法は自己負担)より安定しています。
また、現在訪問介護マッサージの需要は非常に多く、スタッフを確保するためにも基本給を高くして社会保険を完備している会社が多いです。
あん摩マッサージ指圧師にとっての訪問マッサージの詳細は以下の記事をお読みください。
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整骨院が気になる方はこちら
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