現役の鍼灸師はもちろん、いま鍼灸師の学校に通っている学生さんの中には、鍼灸師のこれからや10年後の事を考えて不安になったり、鍼灸師になった・目指したことを後悔したりする人もいるかもしれません。
確かに
- 個人の鍼灸院は年齢を重ねても月の給料が10万円代という事も珍しくありませんし
- 「開業して初めて一人前」と言われているものの、すでに鍼灸院も鍼灸整骨院も乱立してしまっているし
- 今後も西洋医学が強く、そして東洋医学が弱くなっていくのは間違いないだろうし
こういうことを聞くと、(今からでも別の道に歩んだほうが良いのかな…)と思う気持ちもよくわかります。
確かに鍼灸師として鍼灸院や鍼灸整骨院に勤めるのは、今後は厳しいでしょう。
しかし鍼灸師の働き方の中には、10年後も将来性のある働き方がいくつかあります。
今なら余裕で間に合う、鍼灸師のこれからも将来性のある働き方
今回は3つご紹介します。
美容鍼灸をしている治療院へ就職する
今多くの芸能人やセレブが利用し、反響を呼んでいるのが美容鍼灸です。
エステやサロンで扱われていることが多く、整骨院でもたまに行っている院もあります。
美容鍼灸は全額実費のため顧客単価も高く、いわゆる保険問題などを気にしなくて済むうえ、率直に言えば”儲かります”。
それでも今は美容鍼灸の店舗も全然足りていませんから、まさにこれからの市場です。
実際に美容鍼灸の仕事をしたことがある方に、仕事内容や給料、福利厚生や転職のコツなどをインタビューしたことがあります。
もし美容鍼灸に興味があれば以下の記事を読んでみてください。
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病院でリハビリをする
病院に関しては今後も雇用は安定、むしろ需要が少しずつですが増えていくと思います。
というのも最近、整形外科・内科を含めリハビリを取り入れた在宅治療などを積極的に取り組んでいる傾向があるからです。
今後10年間以上は団塊の世代が医療を必要とすることは確実なので、これらの資格保持者は戦力として必要とされます。
実際に整形外科で働いていた方のインタビュー記事は以下になります。
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スポーツトレーナーになる
年々スポーツは人々の間で盛んになり、来年には東京オリンピックも開催されるのでさらにスポーツをする人が増えていきます。
5年後、10年後にはスポーツトレーナーの鍼灸師の需要もさらに高くなり、プロ、アマ問わず活動できる現場が増えてくると思います。
スポーツだけでなく、音楽フェスやライブ、コンサートなど音楽業界にも活動の幅を広げています。
他にも、身体を使いパフォーマンスする現場ではどこでも活躍できます。
スポーツトレーナーで活躍されている人で、鍼灸師の資格を持っている人は非常に多いです。
実際に鍼灸師としてスポーツトレーナーのお仕事をしていた方のインタビューは、以下の記事をお読みください。
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