柔整師は整骨院と福祉施設どっちがおすすめか比較【給料・将来性】

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今回は柔道整復師の資格をお持ちで、整骨院と福祉施設のどちらに就職(転職)するか迷っている方に、この二つの働き方について比較したいと思います。

 

ちなみに、それぞれの職場で実際に働いていた方に仕事内容や待遇、就職のコツなどをインタビューしています。

もし興味があれば以下の記事をお読みください。

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目次

整骨院に就職(転職)するメリット・デメリット

整骨院での勤務では主に、来院した患者の治療がメインです。

メリットとしては

  • 受傷から急性期、慢性期、緩解期、治癒など色々な症状の患者さんを見ることができ、医療資格としては勉強してきたことが生かせて自分の腕が磨けるということ
  • グループ院に就職すれば、院長まで任せられて経験になるということ
  • 勉強会などに沢山参加できるということ
  • 若い方から老年の方まで様々な年齢、職業の方と出会うことができ、人生勉強になること
  • 歩合制を導入している整骨院では、月に30~40万円ほど稼げることもあること
  • 将来的に開業すれば、さらに大きな年収を稼げる可能性がある事

などがメリットだと思います。

 

デメリットとしては場所にもよるのかと思いますが

  • 整骨院が乱立しすぎて飽和状態、保険請求の厳罰化問題などがあること
  • 勤務時間が長いだけでなく、昼休憩も一日2~3時間あり、拘束時間が長いこと
  • 院によっては終わってから勉強会があったり、カルテを書いたりしないといけないので、働く時間が他の職業と比べて長いというところ
  • 個人院の場合はボーナスなし、保険は自分で入らないといけない等、福利厚生面で至らずなところが多いこと

があると思います。

福祉施設に就職(転職)するメリット・デメリット

介護福祉施設では、ほとんど介護士の仕事のような仕事がメインになるということもありますが、

  • 時間は大抵定時で上がれるし
  • 整骨院と比べて個人業でないところが多いので、社会保険完備・週休二日など福利厚生もしっかりしてるところが多いし
  • レセプトもしないのでややこしくない

というところはいいところだと思います。

 

開業などを考えていない人にとっては、福利厚生のしっかりしている福祉施設とかの方がお勧めかと思います。

お給料は月20万円程度が目安ですが、週休2日制で有給が取れる事が多いため、プライベートも充実しやすいです。

患者さんも高齢者の方しか来ないため、ご老人がお好きな方にも向いているでしょう。

 

ただし福祉施設でのお仕事は、主にデイサービスが多くなります。

デイでは簡単なリハビリやマッサージをすることが多く、医療というよりは簡単なリハビリ補助のようなもので医療者としては扱われていません。

 

またデイの送迎をさせられるので運転時の事故等、柔道整復師としての資格というより介護のお手伝い、雑用要素が多くなります。

柔道整復師本来の仕事をしたい、腕を磨きたいという方は退屈かもしれません。

まとめ:柔整師が整骨院勤務と福祉施設勤務で迷ったら

整骨院と福祉施設のどちらに就職(転職)するか、ものすごく簡略化した目安を設けるとすると

  • 柔道整復師のお仕事が好きで仕方がない、歩合制や開業などで将来的には高収入を稼ぎたい人⇒整骨院
  • お給料は多少低くてもいいから、とにかく安定していて将来性のある働き方でプライベート等も充実させたい⇒福祉施設

こういった選び方もアリだと思います。

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この記事を書いた人

治療家の皆様から頂いた声をもとに、就職・転職ノウハウ、求人情報についてご紹介しております。

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